【1日中触っていたくなる】Nuphy Air75 V3レビュー
極上の打鍵感と静音性を体験
こんにちは、もっふです。
今回は、先日発売された「Nuphy Air75 V3」 を一週間程度触ったので改めて、感想を述べていきたいと思う。
▼Youtubeでは先週末に撮影した開封時の動画をアップ👇
結論から言うと、このキーボード、「打鍵感・静音性・機能性」すべてが大幅に進化しており、まさに“1日中触っていたくなる”キーボードに仕上がっていました。
✨ 開封の瞬間から“違う”と感じた外観の完成度
まず驚いたのが、CNC加工されたアルミフレームの美しさと質感。
わずか13.2mmの薄さでありながら、剛性感は抜群。まるで1枚の金属から削り出したような、所有欲を満たすデザイン。
カラーは自分が選んだ「Nova White」の他、「Nebula Dark」も展開されており、どちらもスタイリッシュでデスクを引き締めてくれる。

スペック概要:機能と美しさを兼ね備えた1台
項目 | 内容 |
---|---|
レイアウト | 75%(ANSI:84キー/JIS:88キー) |
スイッチ | Gateron/NuPhy共同開発:Nanoスイッチ(Low Profile) |
ホットスワップ | 対応(※Air V1/V2非対応) |
マウント方式 | ガスケットマウント |
キーキャップ | ダブルショットPBT(明記されてないが、恐らく) |
接続方式 | USB-C / 2.4GHz無線 / Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 4,000mAh(最大1,200時間) |
重量 | 約724g |
特に注目したいのが、Nanoスイッチ+ガスケットマウント+PBTキーキャップのコンビネーションだろうか。これが、後述する「至高の打鍵体験」へとつながってるのだと思う。
🎹 打鍵感レビュー:静かで軽快、それでいて心地いい
自分は静音スイッチであるBlash Nanoを選択したのだが、実際にタイピングしてみると音の静かさと打鍵感のバランスの良さが半端ない。
Nanoスイッチはストローク3.5mm(ロープロファイルとしては、かなり深いと思う)と、それでいて反応が早く、まるでノーマルプロファイルキーボードで打鍵しているかのような感覚である。
スタビライザーもプレートマウントながらしっかり調整されており、スペースキーやエンターキーも安定している。(スペースキーが不安定という評価も見たが個体差だろうか?自分は気にならなかった)
バッテリーの持ちも優秀
ライトをOFFにすると最大1,200時間稼働という圧倒的なバッテリー持ち。1日数時間使う人なら、1か月以上充電不要かもしれない。
自分も基本的には持ち運んだりせず、コイルケーブルでオシャレに有線接続をして使うので、バッテリーは正直そこまで大きい必用がない人だが、嬉しい人には嬉しいアップデートだと思う。

NuPhy IO 2.0とロータリーノブが便利すぎる
Webベースのドライバ「NuPhy IO 2.0」では、キーマッピングやRGBライトのカスタマイズが可能。インストール不要なのも嬉しいポイント。
会社のセキュリティの厳しいパソコンでも使える!
さらに、ロータリーノブ(音量・ズームなどに対応)が加わり、動画編集や音楽再生中の操作性が格段にアップ。「実用的なガジェット感」も味わえるのがV3の魅力だ。

❌ 残念だった点:技適と価格のジレンマ
ここまで絶賛してきたNuphy Air75 V3ですが、1点だけ注意すべき重要なポイントがある。
それは、公式サイトから購入した場合は技適マークがついていないということだ。
つまり、日本国内で2.4GHzやBluetooth接続を使う場合、電波法上は違法となる可能性があるという点。これは国内のガジェット好きにとって非常に悩ましい問題だ。
一方で、日本の正規代理店で購入すれば、技適取得済みの正規版が手に入る。
ただしそのぶん、価格は1.3〜1.5倍ほど高くなるというのが悩ましいポイント。
購入先 | 技適 | 価格(目安) |
---|---|---|
NuPhy公式 | ❌ 無し | $139.95(約21,000円)〜 |
日本代理店 | ✅ あり | 28,600円(税込)〜 |
安く買うなら公式、法的安心を取るなら国内代理店──この選択は、ユーザー次第ですが、「技適の有無」は見落とされがちな落とし穴なので、ぜひ購入前に確認を。
有線で使うので関係ない、という人は安い方を選べばいいと思うし、どうしても安く購入して無線も使いたいという場合は特例制度を活用するのも一つ。
来年には電波法を改正して技適マークの制度が変わるという噂を聞いたことあるが、詳しい方いたらコメントいただきたい。
✅ まとめ:こんな人におすすめ!
このキーボードは、以下のような人に強くおすすめ:
- 薄型でも“疲れにくく”、“深い打鍵感”を求める人
- 静音性を重視する人(Blush Nanoスイッチを選択する必要あり)
- 会社PCのような厳しい環境でもガッツリとキーカスタマイズして使いたい人
- ガジェットが好きでキーボード所有欲を満たしたい人
キーボードとしては決して安くはないが、
その価値は十分にある――そう実感させてくれるモデルであった。
自分は長く、このNuphy Air75 V3を使っていきたいと思う。

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